講習会

令和3年2月7日保険医協会M&Dホールにて講師 大阪大学歯学部大学院歯学研究科歯科補綴第一教室講師 峯篤史先生 演題「令和3年における接着学」を聞きに行きました。新型コロナウイルス感染症緊急事態のさなか、久しぶり電車に乗り大阪市内に行きました。電車は人が少なく講演会場もソーシャルディスタンスを十分とった席の配置、もちろん検温・手指消毒をしました。久しぶりの対面講演はいいものでした。一番前の席を陣取り聴講しました。当院では保険導入されたCAD/CAM脱離に悩んでおり、歯科雑誌クインッテッセンス等で掲載されていた論文をもとに支台歯・冠内面をフルコースの前処置をしていました。そのため患者様を待たせることが多く、当院の「待たせない」ポリシーに違反し、申し訳なく思っていました。今回の講演ではCAD/CAM冠の内面処理・支台歯処理の接着に及ぼす因子とエビデンスを基礎的に考察してくださり、明日からの臨床に大変役立つものとなりました。当院での不必要な前処置が多くあることが分かり、治療時間が大幅に短縮できそうです。あまりに素晴らしい講演でしたので、お恥ずかしながら我を忘れて2回も質問してしまいました。やはり対面の講演会は素晴らしいです。

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