第35回日本小児歯科学会近畿地方会 三輪

平成28年10月16日(日)千里サイエンスセンターにて行われた日本小児歯科学会のし歯科衛生士セミナーに参加してきました。中野道代先生による『基礎から見直すう蝕の知識』,稲葉裕明先生による『基礎から見直す歯周疾患の知識』,久保庭雅恵先生による『基礎から見直す予防歯科の知識』というテーマでお話いただきました。う蝕は感染症であるということ。生まれた時は口腔内には虫歯菌であるミュータンス菌は存在しません。ではいつ感染するのか。3歳までに両親や家族など身近な人から、お箸やスプーンなどを介してミュータンス菌が伝ぱんし、スクロースによって定着する。なので、子供と接する家族の口腔内を清掃する、3歳までは砂糖を与えない(食事から十分糖質は摂取できる)というこを患者さんにも伝えて指導していくころが私達の役目だと再認識しました。歯科予防の観点からは、患者さんに自覚症状がない段階での介入でいかに情報収集し、リスクを見抜き、患者さんにアプローチしていくか、しっかり考えることが大切だと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です