感染症・高齢者の口腔機能低下

令和3年10月3日大阪府歯科保険医協会で講演会がありました。大阪市立大学歯科口腔外科教授 中原寛和先生による「感染症対策等の院内感染防止対策・偶発症に関する緊急時の対応・医療事故等の医療安全対策」、大阪歯科大学高齢者歯科教授 高橋一也先生による「高齢者の口腔機能低下とオアーラルマネージメント」という演題です。

中原先生の感染症・緊急時の対応・医療安全対策に関しては、当院では日々研修することや、ミーティングで「ヒヤリハット報告書」をしております。しかし万全を期す上で、院外講習を受けることも大切です。今回の講義では、少し忘れていたところもありました。またミーティングでスタッフに話したいと思います。

10月7日・14日と私は高齢者福祉に関する講演をするので、高橋先生の講義は大変参考になりました。高齢者が爆発的に増加していますが、以前では高齢者の分類をしていた65歳から70歳までを高齢者から外した方がいいと話されていました。これには私も賛成です。定年延長を踏まえてこの世代はまだ貴重な戦力です。また認知症に関しても新しい情報を教えていただきました。当院ではほぼ全員認知症サポーターになっていますが、定期的な講義を聞くことで認知症に対する対応が向上すると思いました。

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