長谷ますみ先生によるテクニカルベーシックの2Dayセミナーに行ってきました。
一日目は3時間シャープニングについて学び、残りの時間と2日目はSRPの講義、マネキン実習を行いました。
まずカッディンクエッジについて学びました。
シャープニングを行い、シャープなカッティングエッジを獲得すると硬組織、軟組織への外傷が少なくてすむ、術者の疲労を少なくする、感覚がより敏感になる、細かな歯石の探知、ザラつきを感じる事が出来るとこのような利点があります。
シャープニングの心得
キュレットの原型を維持するためにはかかとをしっかりとぐ、
これは先細りしないようにするために重要なことです。
先だけを使ったとしても必ず全体を研ぐ、これは先だけを研ぎたくなってしまいがちですが全体を研ぐことにより先細り防止になります。
次にSRPについてです。
なぜSRPは難しいのかという話を聞きました。
主に盲目下である、狭い口腔内の作業である、小さく丸い歯根、相手は細菌、なん組織を扱う、というこの5つが挙げられました。
SRPは目に見えないところを触るので指先の感覚が大切になり、歯肉を傷つけてしまう可能性もある為慎重に行う必要があります。
SRPを行うコツとポイントも学ばせて頂きました。
1、側方圧をかける指と力を受け止める指のポジションをしっかり確保する
2、指先を使って刃先を感じながら挿入する
3、ストロークは引き上げと回転を使いわける
4、シャンクはできるだけ歯面に近づける
5、ストロークは常に中心へ向いていると外れない
6、歯石を除去する場合と、歯石除去後の仕上げのデブライドメントや歯石のない根面に対してのデブライドメントは区別するです。
今回2Dayセミナーに参加させて頂いて、以前よりシャープニングやSRPについて深く知れたように思います。学んだことを忘れず、これからの実践に活かせるよう頑張りたいと思います。
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