令和7年3月16日(日)に歯科衛生士育成プログラムの第4回目「口腔内写真撮影検定」、「歯周組織検査検定」、「CRASP実習」に参加してきました。
午前中は第1回目で講義を受けた口腔内写真撮影、歯周基本検査の検定がありました。検定がゴールではないので日々の診療での写真撮影や検査が規格のとれたもので評価できるように励んでいきたいと思います。
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午後からはCRASP実習でした。
CRASPとは日本ヘルスケア学会が開発したむし歯のなりやすさのリスクを知り、患者様と共有し、リスクを改善することを目的としたチェックシートです。
CRASPは大きく3つの分野(ブラッシング習慣・飲食習慣・口腔内の状態)に分かれています。質問項目に沿って問診をし、回答によって青(良い)・黄(要注意)・赤(改善が必要)にチェックを付けます。患者様と一緒にチェックをすることでどこが危険なのかが一目でわかります。そして定期的に行うことで過去と現在を常に比較し、一歩先のリスクを予測しアドバイスすることができます。
むし歯治療は削って詰めるだけが終わりではありません。むし歯になりにくい歯にするために、これから虫歯にならないようにするために飲食習慣や口腔衛生習慣に重きをおいた患者様一人ひとりにあった治療方法、予防方法を患者様とともに考えていけたらと思っております。
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