9月4日日曜日、新大阪歯科衛生士専門学校で行われた、摂食嚥下障害患者への口腔ケアについての講演会に参加させて頂きました。
講師をしてくださったのは、大阪狭山市にあるさくら会病院に勤務されている歯科衛生士の小谷知江子さんです。
嚥下障害とはどのような場合に起こるのか、どのような理由で起こり得るのか、どのような対策を取るべきなのか。歯科衛生士が専門的口腔ケアを行うことによって、肺炎を約39%減少させる事が出来るそうです。実際、さくら会病院で病棟に歯科衛生士を配置してからの誤嚥性肺炎発生率は1~2%と、かなりの低い数値を保っているとのことでした。
患者さんの病態を知ること、理解するためには、口腔内のことだけでなく多岐に渡る知識が必要なのだと改めて感じました。とても刺激を受けた講演会でした。
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