令和6年1月18日大阪産業会館にてスタディーグループ清歯塾の月例講演会があったので参加しました。講師は大阪市北区開業 歯内療法専門医 横田デンタルオフィス 横田要 先生。演題は、「現代の根管形成と根管充填」でした。
横田先生の講義は約7年前に拝聴したのですが、今回は自院の臨床症例を豊富に提示してくださり、大変勉強になりました。根管治療の成功には事前の診査・診断がもちろん必要ですが、感染対策が一番重要との事でした。CTやマイクロもあるに越したことは無いですが、根管治療の成功率にはあまり影響はないそうです。
材料に関してもいいヒントを頂きました。当院では根管治療の仮封剤はカルボキシレートセメントを使用していましたが、水硬性セメントで大乗だそうです。これで診療時間の短縮になります。またシーラーはヨシダのVIOーCシーラーが膨張するので使いやすいそうです。シングルポイント根充併用にも使えるとの事でした。当院では垂直加圧をメインとしていましたが、シングルポイント根充も併用していこうと思いました。
明日から臨床に役立つ大変いい講演でした。
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