令和元年6月9日、大阪府保険医協会で徳島大学歯学部准教授 中西正先生「歯髄炎及び根尖性歯周炎の病態と臨床」の講演を聞きました。毎日遭遇する大きい齲蝕の治療を病理学的統計的に、どの治療がベストか熱く語って頂きました。冒頭、「私の講義は睡眠を誘います。日々の診療でお疲れの先生はゆっくりお休み頂けます。」と聴講者の笑いを誘っていました。しかし、患者さんの痛みを確実に治し、かつ歯髄を保存するかという大変大切なテーマなので、アッと言う間の3時間でした。今月、勤務医の村松先生が大きい齲蝕の治療で神経を残そうと頑張ったにもかかわらず、治療後3名の患者さんに傷みが出て、神経を取らざるを得なくなりました。実はこの試みは大変立派な事なのです。大きな齲蝕でも傷みが出ないような治療を一緒に考えていきたいと思います。
講習会
by orange1118 コメントする
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