平成31年1月24日大阪産業会館にて講演会があったので、参加しました。講師はJIADS講師の堂島ペリオインプラントセンター浦野歯科診療所 浦野智先生です。最近の歯周病治療の潮流についてです。以前は保存可能と思われていた歯を、予後不良と言って抜歯する傾向がありました。当院で苦労して保存していた患者さんの歯が、ちょっと見ないなぁとおもっていたら数年後来院され、動揺のあった歯が抜歯されインプラントに置き換わっていた事がよくありました。もちろん、当院でもインプラント治療は行います。ただ、インプラントも天然の歯と同じで一生持つわけではありません。人生100年時代なるべく歯を残す努力をしてインプラントの介入を遅くすると言う努力をしないといけないと、常々思っていました。このような思いを代弁して下さるような講演で、本当に嬉しかったです。やはり、高名な先生はその患者さんの人生まで見て治療計画を立てています。私の診療方針も全く一緒なので、これからもぶれずに診療していこうと思いした。
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