在宅歯科医療連携体制推進事業研修会

平成29年8月17日大阪府歯科医師会にて研修が行われたので参加しました。講師は大阪大学歯学部顎口腔機能治療学准教授 野原幹司先生。演題は「超高齢社会における歯科の役割」~嚥下障害の原因疾患~です。最近の在宅医療の講習会は聞くたびに新たな発見があります。今回も同様で、現在の歯科界では一番進んでいる分野ではないでしょうか?

今回は認知症患者の摂食嚥下障害について。摂食嚥下訓練と言う名称そのものが間違いであるとの事です。訓練をして摂食嚥下が改善するのは極めて稀だそうです。訓練ではなく「支援」と言う言葉が正しいとの事。私の訪問患者様の介護者様も「飲み込めるように訓練してください」と言われますが、なかなか訓練は難しいと思っていました。ただ、今回医科の認知症の原因疾患の間違いで胃ろうになり、診断を正すことにより嚥下できるようになったケースを紹介していただきました。認知症の中で大多数をしめるアルツハイマーでは、亡くなる直前まで摂食嚥下機能は保たれているとの事です。ただ、食べることを忘れているだけ・・・反対に、レビー小体型やパーキンソン病(ほぼ同じ病態)は摂食嚥下機能が急激に低下するようです。口腔ケアもこの2疾患は注意が必要です。

今後、在宅歯科医療を必要とする患者様はどんどん増加します。絶えず新しい情報が必要だと思いました。

ササキデンタルフェスタ

平成29年7月23日堺筋本町サンライズビルにて開催されたササキデンタルフェスタ(デンタルショー)に参加しました。デンタルショーではセレック等口腔内スキャナーやマイクロが人気でした。当院での採用は・・・

講習会では午前中は東京医科歯科大学教授鈴木哲也教授の「ダメな義歯から、よい義歯へ~顎堤吸収が著しい無歯顎難症例への対応~」を聞きました。大学の教授にしては(失礼)様々な症例への対応を的確に話され、勉強になりました。思わず著書を買ってしまいました。今後高齢者が多くなり増々総義歯患者様は増えていきます。いろんな患者様に対応できるよう勉強しないといけません。

午後からは青島徹児先生の「天然歯の生体模倣」を聞きました。青島先生はロマンスグレーのダンディーな先生。講義の途中、「子供は今中学生で・・・」「え!」現在、私の息子は23歳。こそっと青島先生の卒業年度をスマホで調べると、何と私の5学年下!そう言えば最近講義を受けているドクターを見渡しても、若い先生ばかり。最近は講師の先生も年下ばかり。そんな年になったんかな~っと少し落ち込んでしまいました。講義は審美歯科の内容。はっきり言って、すごかった。もう歯科ではなくて芸術でした。もちろん保険治療ではなく自費治療ですが、ダイレクトのレジン充填で天然歯と見間違える修復をしていました。ただ、当たり前ですが1回に1歯しか治療しないみたいです。患者様は歯科関係が圧倒的に多いとの事。一般の患者様には理解できない?美しさでした。

矯正勉強会

平成29年7月20日矯正勉強会に参加しました。本日は吉田先生の症例提示で、どの様に治療していくか考えました。結論。治療法はシンプルに!これは矯正だけでなく、どの歯科治療にも通じます。新しい治療法を学べば、ついつい患者様の事を置き去りにして、複雑な(最新の?)治療法に手を出してしまいます。シンプル!早い!簡単!確実!患者様が望んでいる治療法を再認識しました。

唐松岳登山

平成29年7月16日、17日広島大学歯学部の同級生と長野県の唐松岳に上りました。途中までは、ゴンドラ・リフトに乗り山頂を目指しました。連休中なので登山者は多く、大部分は中高年でした。(自分も中高年なのですが、まだ若手だと錯覚しています)八方池から雨が降り出し、山頂付近の山小屋を過ぎると暴風雨・・・何とか登頂しました。途中、雪渓が3か所ほどあり、滑ったら怖いな~っと話しながら下山しました。翌日その雪渓から滑落し、1人亡くなっていました。登山は危険と隣り合わせだと再認識しました。その日は久しぶり同級生と歯科医療について熱く語りました。やっぱり同級生との会話は楽しいです。

歯科 改革塾 セミナー

平成29年6月18日 午後から西日本労務研究センター主催の講義を聞きに行きました。当院のスタッフは私自慢のスタッフです。患者様からの評判もよく本当に感謝しています。今後現在のスタッフを長期間雇用するため、また新しい(能力のある)スタッフをどのように雇用していくかを教えて頂きました。今後少子化により優秀なスタッフの雇用が難しくなってきます。院長だけの力では、素晴らしい医院を作ることができません。これからもスタッフと力を合わせて、よい歯科医療を提供していきたいと思います。

6月度生涯研修

平成29年6月18日 保険医協会にて「重大疾患の見分け方PARTⅡ~正確な診断のための診察法~」 講師 尼崎中央病院歯科口腔外科部長 佐々木昇 先生の講義を聞きました。口腔がん・炎症がメインでした。私も口腔外科出身なので、開業以来口腔がんは10症例見つけてきました。特に舌癌は早く見つければ見つけるほど、手術後の機能障害が少なくなります。今回は初期がんの発見方法について勉強しました。佐々木先生は参加者と対話形式で講義をされます。この方法は大変盛り上がりますので、今後私自身の講演の際にも使わせて頂こうと思いました。

矯正勉強会

平成29年6月15日 19時~タカラベルモントにて吉田謙一先生の矯正勉強会に参加しました。本日は吉田先生が現在取り組んでいるベネフィットシステムのトラブル対処法について。なんと吉田先生のお嬢様に(実験的に?)ベネフィットシステムを装着しているとの事。上顎6が頬側移動するので微調整するために装置を外すと、インプラントも一緒に抜けたそうです。一般的なインプラントと違い最終的には撤去する矯正のインプラント。この点に注意が必要です。今年の8月から認可が下りるこの治療法。他の先生の注意点を聞きながら、当院でも導入していきたいと思います。

学術実習型講習会

平成29年6月15日大阪府歯科医師会主催の学術実習型講習会「歯内療法における根管の拡大・形成 ハンズオンコースーステンレスファイルVSレシプロケーティングモーション ニッケルチタン製ファイルー」 講師 吹田市開業 木ノ本 喜史 先生 を聴講・実習しました。当院はデンツプライ製エクスマートをすでに導入しており、根管治療時間の大幅な短縮化をしております。今回は基本の確認と湾曲根管でもニッケルチタンファイルが破折しないようにするためのポイントを教えて頂きました。木ノ本先生の講義は毎回勉強になります。本年9月10日の歯内療法学会にもぜひ参加したいと思います。

セミナー

平成29年6月11日 ロッキーマウンテンモリタのセミナー「ムーシールドの臨床応用」柳澤宗光先生の講演を聞きました。乳児期の機能性咬合装置として数症例使った経験はあるのですが、その臨床範囲を詳しくするために受講しました。やはり発明者の講演は奥が深く、様々な症例に応用ができる事が分かりました。特に骨格性下顎前突症についてですが、将来外科と決めつけないで、症例を選べばムーシールドを応用し外科を回避できるかもしれません。今日からの乳幼児の咬合診断が少し変わりそうです。

講演会

平成29年5月25日 スタディーグループ清歯塾の月例講習で、大阪歯科大学口腔外科第2口座教授 中嶋正博 先生の講演を聞きました。「高齢者に発症する口腔粘膜疾患について」扁平苔癬等は普段の診療でよく診るのですが、珍しい疾患について勉強しました。時々このような珍しい疾患の勉強も必要です。鑑別のポイントを教えて頂きました。