月別アーカイブ: 2016年3月

国際シンポジウム:歯科衛生士 三輪

平成28年3月21日(祝)、大阪大学中之島センターにて、国際シンポジウムに参加させていただきました。テーマは『グローバル世界の健康のカギとなる口の健康:カリエスフリー社会の現実にむけて』です。海外から、Bob ten Cate教授(ACTA,オランダ)、Nigel Pitts教授(キングスカレッジ・ロンドン、UK)が公演に来日され、大変貴重なお話を聴かせていただきました。グローバル世界でのう蝕の現状やその予防、う蝕のない世界へと移行することの必要性などについてお話いただきました。日本からは、鳥山佳則先生(厚生労働省)、飯島勝矢准教授(東京大学)、仲野和彦教授(大阪大学)にご講演いただき、日本の超高齢社会においての歯科の関わりやシステム作りについてお話いただきました。国内外から普段お会いできない先生方の公演を受講すことができ、本当に貴重な体験をさせていただきました。

ジンジバル・プラークコントロールセミナー 歯科衛生士 植木

平成28年3月13日(日)に千里ライフサイエンスセンターで行われた、歯周予防のためのジンジバル・プラークコントロールセミナーに参加させて頂きました。
「ジンジバル」とは「歯肉の」という意味で、歯肉の上もしくは下へのアプローチを目的とした歯周病予防についての講習会です。現在、日本人で毎日歯を磨く人は96.2%(歯科疾患実態調査より)との統計が出ています。その中で、1日に歯を磨く回数が1回の人が25.4%、2回が48.7%、年々増加傾向の3回が20.8%と、意識の高さが伺える数値が出ています。しかし一方で、成人の歯周病罹患率が何%と言われているかご存知でしょうか。同じく歯科疾患実態調査では、日本の成人の歯周病罹患率は80%との結果が出ています。何故、毎日歯磨きをしているのに歯周病になってしまうのか。その答えの1つに、歯と歯の間、いわゆる歯間部に残されたプラークに大きな原因がありました。
講習会では、その隣接面ケアに有効なフロス(糸ようじ)の重要性、有用性、どのようなフロスが良いのか、実習を交えての使用方法について学びました。この日得た知識と情報を活かして、患者様にもお伝え出来たらと思います。

子どもの咬合を考える会:歯科衛生士 三輪

平成28年3月13日、立命館朱雀キャンパスにて、子どもの咬合を考える会、第20回記念特別公演に参加しました。テーマは『すこやかな子どもに育つ0歳からのアプローチ~不正咬合は予防できる~』です。公演1『お腹の中から歩き出すまで』赤ちゃん歯科ネットワーク代表石田房枝先生、公演2『乳幼児期の食べ方が生涯のかみあわせと口腔機能を作る』マスダ小児矯正歯科医院 増田純一先生、その後両先生をシンポジストに迎え、シンポジウムが行われました。最近お口ぽかんの子どもさんを見かけることがありますが、これはお母さんのお腹の中から始まるケースもあり、生まれてから歩き出すまでの哺乳期、離乳期が咀嚼の原点であり、この時期の食事の与え方が、食べ方や口腔機能に大きく影響することを教えていただきました。bーb乳前歯の生え方、口唇、舌の調和が重要で、お口ぽかんは口腔機能だけでなく、全身の運動機能や脳の発達においても影響を及ぼすことを知りました。普段の診療では歯や歯肉に目が集中し勝ちでしたが、今回学んだことを活かして広い視野で観察することが大切だと思いました。

第56回 ともに生きる会 歯科衛生士 森田

平成28年3月3日(木)に近畿大学医学部附属病院 がんセンター主催の「免疫療法、分子標的治療でがんとうまく付き合う方法」の講演会に参加させていただきました。
がん治療といえば放射線治療、手術、抗がん剤治療のイメージがありましたが、近年ではそれに加えて免疫療法という治療法が増えてきていることを知りました。免疫療法とは人が元々持っている免疫を利用してがんの治療しようという方法だそうです。抗がん剤治療との違いや、副作用について教えてもらいました。副作用があることでがんとうまく付き合っていくのがなかなか難しいという患者さんの声を聞きました。開業医でのがん治療中の患者さんの口腔ケアを行うことはまだ少ないとおもいますが、今後行うことが増えていくかもしれません。その時にがん治療をされている患者さんががんとうまく付き合っていける手助けを口腔ケアで少しでもできればいいなと思いました。